今月(3月 )のメッセージ                                  

























三月に入りいきなり春を通り越して初夏の陽気となりビックリ!ソメイヨシノの開花も、近年稀に見る早さで、27日頃には満開となった。サクラは、2月からの最高気温を積算して600度を越える頃に開花すると、過去の気象データと照らし合わせて、そう言われているらしい。今冬の寒さから、何となく「早いかなって」思っていたが、ここまで早いとは、驚きより戸惑いを感じる春の訪れだ。さてエコーの活動の方は、11日の東山は樹林の整備を、17日の節句山では尾根伝いの木漏れ日コースの間伐、24日の定例は果樹園の草刈りと広場周辺の整備を行い、午後からは反省会という事で、春の麗らかな日溜まりで暫し歓談のひと時を得た。
小生の方は、日程の関係上平行開催になった大阪自然環境保全協会主催の「新・里山講座」の方のお手伝いに回った。去年再開した里山管理のリーダー養成の講座で、今年は男女合わせて15名の参加者を得て、五月山で植生調査、整備計画の立案と作業実施という一連の活動を、2日間に渡って体験していただいた。
広場手前の民家脇の尾根筋に二班に分かれ、5m角のコドラートを設定、手始めに毎木調査を実施、設定区画内全樹木の樹種、樹高、胸高直径、生きている最下位の枝元から下の高さ(生枝下高)を記録、そのデータを平面図と立面図に落とし、どれを切るか、残すかを皆で相談して決め、実施をしていただいた。場所的にはアカマツ林の名残にアラカシやヒサカキなど常緑樹の密生する所で、その間伐が主な作業となった。
僅か二日間の通い実習で、ほんのさわりを体験しただけだが、一連の流れなどを理解していただけた。太さ15p、樹高10mのアラカシを、皆でロープを渡して鋸で伐倒し、狙い通りの所にバサッと倒した時の音と振動、そして周りがいっぺんに明るくなった事など、実際に体感出来た事で合点がいった様だった。やはり見るとやるとは大違い。この活動はそう、やってなんぼのもんだから。そして一旦手を付けたらそれが始まりだという事や、自然は常に変化する、季節によって状況も変わるので、最低一年はそこに通いつめないと分かった事にはならないなどを付け加えるのも忘れなかった。さて何方かエコーに来てくれるだろうか?
エコーの活動も23年目を迎える。実はこの様な市民活動の多くが、20年という節目が大きな曲がり角になるのだと社会学者は指摘している。多くの団体で、形骸化、陳腐化、硬直化して、参加者の減少、高齢化も然り、様々な問題が噴出、解散して行くグループもあるという。その原因の一つが後継者の育成を長期的な視点からして来なかった事が大きいという。大阪自然環境保全協会関係の里山保全の兄弟グループでも実際活動停止をしている所もある。何処も活動のマンネリ化、高齢化、活動内容の変質など、色々な問題を抱えている。
事は里山保全に限らず、地元池田のグループでも、顔を合わせるとお馴染みのあの人、この方、何処のグループも後継者不足に見舞われている様にお見受けする。さて、未来を担ってくれる人を、如何したものか?(中川勝弘)